[広島サミット5・19~21] 被爆地開催に意義 我が街の魅力発表 本社、宇品小で出前授業
23年2月17日
5月に広島市である先進7カ国首脳会議(G7サミット)について理解を深める、中国新聞社の出前授業が16日、南区の宇品小であった。4年生が被爆地で開かれる意義を確かめ、訪れる要人たちにアピールしたい広島の魅力を発表し合った。
3学級の約100人が参加した。各教室では児童がタブレット端末を使い中国新聞の子ども向けニュースサイト「ぶんタッチ」にアクセス。主会場となる元宇品の写真を見たり、参加国の国旗クイズを楽しんだりした。
講師を務めた奥田美奈子記者は、サミットをきっかけに多数の政府関係者や報道陣が訪れると説明。「自然や文化など地域の魅力や、平和を願う人たちの思いを世界に広めるチャンスです」と強調した。
児童が広島の何を知ってもらいたいかを考える意見交換では、中区の原爆ドームや折り鶴、名物のカキなどの案が出た。4年生は近く、それぞれの提案を絵にする。池田莉帆さん(10)は「サミットで広島へ来た人に被爆建物を見てもらい、核兵器を使わないでと伝えたい」と話していた。17日にも残る3学級が学ぶ。
(2023年2月17日朝刊掲載)
3学級の約100人が参加した。各教室では児童がタブレット端末を使い中国新聞の子ども向けニュースサイト「ぶんタッチ」にアクセス。主会場となる元宇品の写真を見たり、参加国の国旗クイズを楽しんだりした。
講師を務めた奥田美奈子記者は、サミットをきっかけに多数の政府関係者や報道陣が訪れると説明。「自然や文化など地域の魅力や、平和を願う人たちの思いを世界に広めるチャンスです」と強調した。
児童が広島の何を知ってもらいたいかを考える意見交換では、中区の原爆ドームや折り鶴、名物のカキなどの案が出た。4年生は近く、それぞれの提案を絵にする。池田莉帆さん(10)は「サミットで広島へ来た人に被爆建物を見てもらい、核兵器を使わないでと伝えたい」と話していた。17日にも残る3学級が学ぶ。
(2023年2月17日朝刊掲載)