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米兵の犯罪 許さない 岩国 昨年末に海兵隊員が車窃盗 市民団体企画 130人行進

 米兵の犯罪の根絶や日米地位協定の改定を求める集会が19日、岩国市内であった。米軍岩国基地の海兵隊員の男(20)が昨年12月に市内で車を盗み、事故を起こして壊したとされる事件を受け、市民団体が企画し、約130人が参加した。

 市役所前に集まった参加者を前に、主催した「住民投票を力にする会」の松田一志代表が事件の経緯を説明した。基地の監視を続ける市内の団体の代表者たちが、捜査や損害賠償の障壁になっていると指摘される地位協定の改定を訴えた。参加者全員で「怒」と書いた紙を掲げた。

 集会後、参加者は「米兵の犯罪を許さない」「地位協定は見直しを」などと声を上げながら、市内をパレードした。(有岡英俊)

(2023年2月20日朝刊掲載)

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