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[広島サミット5・19~21] G7へ「旅した気分」 広島市植物公園で特別ラン展

 約500種類4千鉢のランが咲き誇る「春の特別ラン展」が18日、広島市佐伯区の市植物公園で始まった。市内で5月にある先進7カ国首脳会議(G7サミット)を前に、各国の観光名所を模した展示を用意した。26日まで。

 大温室入り口には厳島神社(廿日市市)の大鳥居の模型を設置。ピンク色のデンドロビウム700株で桜を表現し、春の宮島を演出した。フランス・パリの凱旋(がいせん)門や、イタリアが舞台の映画「ローマの休日」に登場する彫刻「真実の口」の模型もあり、来場者は写真撮影を楽しんだ。

 家族と訪れた府中町の府中南小5年笠原琴実さん(11)は「いろんな国を旅した気分」と笑顔だった。期間中は毎日ランの販売があり、育て方の相談も受け付ける。(大川万優)

(2023年2月19日朝刊掲載)

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