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　広島市で５月にある先進７カ国首脳会議（Ｇ７サミット）に合わせ、非政府組織（ＮＧＯ）「核兵器廃絶国際キャンペーン」（ＩＣＡＮ（アイキャン））が４月２５～２７日、「ユースサミット」を東広島市の広島大キャンパスなどで開く。広島大平和センター（中区）と共催。公募で集まったＧ７各国など世界の若者が、核兵器のない世界に向けて意見を交わす。

　ＩＣＡＮなどによると、参加者は５０～７０人程度を予定。核兵器についての理解を深めるため、法律家や政治学者たちから学び、広島大の学生と交流する。Ｇ７首脳に向けた提言の発表も計画している。中区の平和記念公園を訪れ、被爆者の証言も聴く。

　ＩＣＡＮの川崎哲（あきら）国際運営委員は「核兵器廃絶へ各国の政策を変えて前進を図るため、若い世代が議論し合う場にしたい」と話している。応募条件などはＩＣＡＮのウェブサイトに掲載している。（小林可奈）

（２０２３年２月１８日朝刊掲載）