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島根3号機で国の見解求める 松江市長

 安倍晋三首相が中国電力島根原子力発電所3号機(松江市鹿島町)を「新増設のうちには入らない」と発言したことについて、同市の松浦正敬市長は7日の記者会見で「個人の考えでなく、公に決定してもらわないと(中電の安全審査申請に)対応できない」と述べ、国の見解を求めた。

 中電が3号機の安全審査申請をした場合には「(新増設の)対象になるかならないか、国が考えを明確に示した後、安全協定に基づき対応する」とし、国が考えを示す前に申請が出た場合「市が国に考えを聞く」と述べた。一方で「(国の態度が)あやふやな時点で中電は申請を出さないと思う」との見通しを示した。

(2014年2月8日朝刊掲載)

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