×

連載・特集

@ひろしまサミットまで 84日 平和の灯

 平和記念公園(広島市中区)には、1年中燃え続けている炎があります。「平和の灯(ともしび)」と呼ばれ、1964年に「KAKKIN」(旧核禁会議)などが「核兵器絶滅まで燃やし続けよう」との決意を込めて建てました。台座は空に向かって広げた手のひらをかたどっています。

 一年で最も燃えさかるのが8月6日。市は平和記念式典に合わせてガス量を段階的に上げ、午前8時15分の黙とう時には通常の2倍の大きさの炎が立ち上がります。

 2016年のオバマ米大統領(当時)訪問時も炎を大きくしました。市緑政課は「先進7カ国首脳会議(G7サミット)でも首脳が訪れたら大きくしたい」としています。(川上裕)

(2023年2月24日朝刊掲載)

[広島サミット]

年別アーカイブ