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[広島サミット5・19~21] 「被爆からの復興」展示検討 広島商議所 産業発展の道のり紹介

 広島商工会議所は27日、5月に広島市である先進7カ国首脳会議(G7サミット)に合わせ、被爆からの復興をテーマにした展示を検討していると明らかにした。地場産業や企業が発展を遂げた道のりや、未来へのメッセージも含めて国内外に伝える。

 構想では「プライドオブヒロシマ」(仮)をテーマに広島商議所の会員企業の参加を募る。旧市民球場跡地(中区)で3月31日に開業する中央イベント広場「ひろしまゲートパークプラザ」が会場。マツダをはじめエネルギー、金融など20~25社程度の参加を想定する。

 中区の広島商議所であった定例会見で、菖蒲田清孝副会頭(マツダ会長)は「ウクライナの方々に対しても、広島がどう復興してきたかというメッセージにもなるのではないか」と述べた。

 4月24日~5月17日、会員企業で清掃活動に取り組むことも発表した。市内の事業所や社員の自宅周辺などでの実施を呼びかける。池田晃治会頭は「より広島のイメージアップにつながる」と強調した。(榎本直樹)

(2023年2月28日朝刊掲載)

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