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特定秘密保護法 廃止運動を訴え 島根県松江で集会

 昨年成立した特定秘密保護法を考える集会が11日、島根県松江市の県民会館で開かれた。市民約50人が聴講した。

 県教組などが毎年開く建国記念の日の集会。「秘密保全法に反対する愛知の会」共同代表の中谷雄二弁護士(58)が、同法について「特定秘密の恣意(しい)的な指定に歯止めをかける条項が十分でない」「指定を永久に更新し続けることも可能」などと問題点を指摘。同法の廃止運動の必要性を強調した。

 松江市比津が丘の主婦西尾幸子さん(81)が、戦前戦中を振り返り「悪夢のような時代を繰り返してはならない」と訴えた。

(2014年2月12日朝刊掲載)

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