×

ニュース

核廃絶 市民の役割探る 広島で4月NPDIシンポ

 広島市は12日、核兵器を持たない12カ国でつくる「軍縮・不拡散イニシアチブ(NPDI)」外相会合の一環で4月11日に中区の広島国際会議場で開く「核軍縮シンポジウム」の概要を発表した。「核兵器の非人道性と核兵器廃絶に向けた政府と市民社会の役割」をテーマに各国政府の担当者と被爆者たちが公開討論する。傍聴者を募っている。

 参加国の政府の軍縮担当者と、広島県被団協の坪井直理事長、広島市の松井一実市長、広島県の湯崎英彦知事、国内外の非政府組織(NGO)代表が参加を予定する。午後1時から約3時間で、傍聴者との質疑応答もある。

 シンポは県、市、広島商工会議所などでつくるNPDI外相会合支援推進協議会が、4月12日の外相によるメーン会合を前に、核兵器廃絶の機運を盛り上げようと企画した。傍聴は無料。定員450人で、応募多数の場合は抽選になる。事務局の市平和推進課へはがきや電子メールで申し込む。3月14日必着。市平和推進課Tel082(242)8872。(岡田浩平)

(2014年2月13日朝刊掲載)

年別アーカイブ