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島根原発再稼働 安全対策協議会の設置 島根県出雲市も意向

 中国電力島根原子力発電所2号機(松江市鹿島町)再稼働問題について、出雲市の長岡秀人市長は13日の記者会見で、原発行政に市民の声を反映させる市の安全対策協議会(安対協)を2014年度に設置する意向を示した。

 安対協は、原発の安全性確認や市民の安全確保などを市民が協議する。立地自治体の島根県と松江市は設置している。長岡市長は2号機の安全審査入りを受け「再稼働議論の始まる前に設けなければ意味がない」とした。

 原発30キロ圏の出雲市は、雲南、安来市とともに中電に立地自治体並みの安全協定を求めている。長岡市長は2市にも安対協設置の動きがあるため、共同歩調を取る意向を示した。

(2014年2月14日朝刊掲載)

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