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　日本原水協などの原水爆禁止世界大会の実行委員会は１４日、東京都内で総会を開き、今夏の世界大会の概要を決めた。メーンの「世界大会・広島」は８月４～６日に広島市中区で開く。

　総会では、今回の大会について、２０１５年の核拡散防止条約（ＮＰＴ）再検討会議と被爆７０年に向け、「国内外で核兵器廃絶の圧倒的高まりを創り出す大会」と意義付けた。

　「世界大会・広島」は４日に開会総会、５日に分科会、６日に閉会総会を予定する。大会に先立つ国際会議を中区で２～４日に開き、全体会議や分科会で議論を深める。長崎市での「世界大会・長崎」は８日に国際交流フォーラム、９日に全体の大会を開く。具体的な議題や海外ゲストは今後調整する。

　また、大会まで核兵器禁止を求める署名活動を毎月６、９日に重点的に展開。広島、長崎を目指して東京などを５月６日に出発する平和大行進を例年通り実施することも確認した。

（２０１４年２月１５日朝刊掲載）