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　岸田文雄外相（広島１区）は１４日の記者会見で、メキシコで１３日に開幕した核兵器の非人道性に関する国際会議について「核兵器のない世界に向けた議論が進む一つの手掛かりになる」と期待感を示した。

　「核兵器の非人道性に関して科学的見地から専門家が知見を深める会議」と位置付けた上で、「核兵器の人道的影響について正確な認識を持つことが、核軍縮・不拡散を進めるための出発点になる」と強調。核兵器のない世界に向け「現実的かつ実践的な取り組みを積極的に進めたい」との考えをあらためて述べた。

（２０１４年２月１５日朝刊掲載）