@ひろしまサミットまで 58日 ボール
23年3月22日
スポーツが盛んな広島市には国内有数のボールメーカーがあります。モルテン(西区)とミカサ(安佐北区)です。サッカーやバスケットボールなど国内外の大会で採用されています。
ミカサは1917年にゴム草履の製造で創業。後に合併する登(のぼり)ゴム工業所が28年、日本初の空気注入式ドッジボールを発明しました。原爆で現在の西区にあった本社は全焼。戦後、小学校の体育の授業でドッジボールが使われ全国に広がりました。
バレーボールは多くの五輪で採用され、72年ミュンヘン五輪で女子日本代表が使ったボールは今も本社にあります。2021年の東京五輪で採用されました。広島発のボールが世界の熱戦を支えています。(服部良祐)
(2023年3月22日朝刊掲載)
ミカサは1917年にゴム草履の製造で創業。後に合併する登(のぼり)ゴム工業所が28年、日本初の空気注入式ドッジボールを発明しました。原爆で現在の西区にあった本社は全焼。戦後、小学校の体育の授業でドッジボールが使われ全国に広がりました。
バレーボールは多くの五輪で採用され、72年ミュンヘン五輪で女子日本代表が使ったボールは今も本社にあります。2021年の東京五輪で採用されました。広島発のボールが世界の熱戦を支えています。(服部良祐)
(2023年3月22日朝刊掲載)