「ゲン」の削除 賛成文書提出 広島市教委に教員ら
23年3月24日
漫画「はだしのゲン」を広島市立小の平和教育の教材から削除する市教委の方針を受け、教員や元教員でつくる日本教育文化研究所広島支部は23日、削除方針に賛成する文書を市教委に提出した。
文書では、ゲンが家計を支えるために路上で浪曲を歌って小銭を稼ぎ、身重の母親に食べさせようと池のコイを釣る場面を取り上げた教材に関し「現代の子どもたちの生活実態にない場面を教えるのは無理がある」と指摘している。
市教委を訪れて文書を渡した市立小教諭の川本通事務局長(64)は「削除の方針に絶大な賛意を贈る」と述べた。指導第一課の高田尚志課長は「賛成、反対どちらも貴重な意見。経緯を文書で回答する」と応じた。
(2023年3月24日)
文書では、ゲンが家計を支えるために路上で浪曲を歌って小銭を稼ぎ、身重の母親に食べさせようと池のコイを釣る場面を取り上げた教材に関し「現代の子どもたちの生活実態にない場面を教えるのは無理がある」と指摘している。
市教委を訪れて文書を渡した市立小教諭の川本通事務局長(64)は「削除の方針に絶大な賛意を贈る」と述べた。指導第一課の高田尚志課長は「賛成、反対どちらも貴重な意見。経緯を文書で回答する」と応じた。
(2023年3月24日)