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広島サミット5・19~21] 駅や空港周辺にバナーお目見え 市民「開催へ実感」

 広島市で5月19~21日にある先進7カ国首脳会議(G7サミット)をPRするバナー(懸垂幕)の取り付けが23日、東区のJR広島駅北口周辺や東広島市の空港通りで始まった。

 この日設置したバナーは縦1・8メートル、横0・6メートル。白地に金色で「G7広島サミット」と記し、日程も知らせる。広島駅北口に近い二葉通りの東西約300メートルでは、作業員約10人が街路灯9基の支柱に計18枚を掲げた。

 通りかかった看護師小西由美さん(48)=安佐北区=は「開催の実感が湧いてきた。地元の子どもたちも関心を持ち、平和や戦争について考える機会にしてほしい」と期待していた。

 官民でつくる広島サミット県民会議の取り組みで、作業は4月22日まで。中区の平和大通りや本通りなど7カ所に計334枚を掲げる。(向井千夏)

(2023年3月24日朝刊掲載)

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