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岸田外相、非核三原則堅持を強調

 岸田文雄外相(広島1区)は18日の記者会見で、有事の際の米軍による核兵器の日本への持ち込みを否定しないとの認識を示した衆院予算委員会での答弁に関し、「非核三原則を守るのが(政府の)方針で、現状は全く変わらない」と説明した。

 岸田氏は、非核三原則を「大変重要な原則だと思っている」と明言。昨年末にまとめた国家安全保障戦略にも非核三原則の堅持が盛り込まれていることに触れ、「しっかり守っていく方針だ」と述べた。

 14日の衆院予算委での答弁は、民主党政権時代の岡田克也外相(当時)の国会答弁を踏襲した。岸田氏は岡田氏の答弁を「否定するものではない」とも述べ、安倍内閣として引き継いでいることをあらためて強調した。

(2014年2月19日朝刊掲載)

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