［広島サミット５・１９～２１］ 首脳の被爆者面会求める ジュニアライターの岡島さんら 外務省に署名提出
23年3月28日
中国新聞ジュニアライターで安田女子高３年の岡島由奈さん（１８）＝広島市東区＝たちが２７日、広島市で５月にある先進７カ国首脳会議（Ｇ７サミット）に参加する首脳たちに被爆者との面会や原爆資料館（中区）の見学を求める２万１３１９筆の署名簿を外務省に届けた。
「Ｇ７広島サミットを成功させたいＵ２０」として活動する岡島さんと川崎市の中学３年大林美晴さん（１５）は、Ｇ７広島サミット事務局の内山卓郎首席事務官と面会。岡島さんたちは「サミットをパフォーマンスで終わらせず、首脳が見聞きした経験を基に核兵器廃絶を決意し、具体的な道筋を示してほしい」と訴え、署名簿を手渡した。
内山首席事務官は「しっかり検討する」とした上で、「Ｇ７の首脳が核兵器の惨禍を二度と起こさないという力強いコミットメント（関与）を世界に示せるよう、引き続き努力する」と話した。
署名は今月からインターネットサイト「Ｃｈａｎｇｅ．ｏｒｇ」で募り始め、当面続ける予定だという。（口元惇矢）
（２０２３年３月２８日朝刊掲載）
「Ｇ７広島サミットを成功させたいＵ２０」として活動する岡島さんと川崎市の中学３年大林美晴さん（１５）は、Ｇ７広島サミット事務局の内山卓郎首席事務官と面会。岡島さんたちは「サミットをパフォーマンスで終わらせず、首脳が見聞きした経験を基に核兵器廃絶を決意し、具体的な道筋を示してほしい」と訴え、署名簿を手渡した。
内山首席事務官は「しっかり検討する」とした上で、「Ｇ７の首脳が核兵器の惨禍を二度と起こさないという力強いコミットメント（関与）を世界に示せるよう、引き続き努力する」と話した。
署名は今月からインターネットサイト「Ｃｈａｎｇｅ．ｏｒｇ」で募り始め、当面続ける予定だという。（口元惇矢）
（２０２３年３月２８日朝刊掲載）
