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[広島サミット5・19~21] 山陽新幹線主要駅 ごみ箱使用停止へ ロッカーも 探知犬が巡回

 JR西日本は27日、広島市である先進7カ国首脳会議(G7サミット)の前日を含む5月18~21日、広島駅(南区)など山陽新幹線の主要駅で警備を強化すると発表した。危険物の探索や監視に取り組み、ごみ箱やコインロッカーの使用も停止する。

 JR西によると、危険物探知犬が警備員とともに改札口付近を巡回。広島駅ではこれに加え、危険物と不審行動を検知する機能を搭載した人工知能(AI)カメラ5台を新幹線口改札付近に設置する。いずれも異常を確認した場合、警備員が対象者に声をかけるなどして対応に当たる。

 JR西が危険物探知犬とAIカメラを活用するのは初めてという。「お客さまに安心してご利用いただけるように警戒、警備を強化する」としている。(浜村満大)

(2023年3月28日朝刊掲載)

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