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NIE 教育に新聞を おりづるタワーで子ども記者が取材 中区で春休み新聞教室

 「ちゅーピー春休み子ども新聞教室」(中国新聞社主催)が28日、広島市中区であった。県内の小学3年~中学1年の計18人が参加。5月に市内である先進7カ国首脳会議(G7サミット)に向けた取材に挑み、ミニ新聞にまとめた。

 「平和や世界に発信したい広島の魅力」が取材のテーマ。子どもたちはまず中区のおりづるタワーの屋上を訪れた。観光客や施設のスタッフにサミットへの期待や広島のまち自慢を聞いて回り、「原爆資料館を見て被爆の実態を知ってほしい」「緑に囲まれた景観が美しい」などのコメントを引き出した。

 その後、メモを基に中国新聞ビル(中区)で記事を執筆。「平和の大切さ 今こそ」などと見出しも付け、A3判の新聞を仕上げた。佐伯区の楽々園小4年杢内(もくうち)洋二郎さん(10)は「サミット参加者にはタワーからの眺めを体験、被爆建物などを見学してもらい、平和への思いを強くしてほしい」と話していた。(向井千夏)

(2023年3月29日朝刊掲載)

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