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　広島市で５月にある先進７カ国首脳会議（Ｇ７サミット）の開幕まで３０日であと５０日になったのに合わせ、中国新聞社は、中国新聞デジタル内のサミットポータルページをリニューアルした。原爆の惨禍を振り返るデジタル用コンテンツなどを追加している。

　いまだ明らかになっていない原爆被害の実態に迫る企画「ヒロシマの空白」を基に、デジタル用コンテンツ「きのこ雲の下で何が起こったか」を制作し、公開した。画面を縦にスクロールすると、被爆間もない広島の写真や解説文が時系列に表れる。撮影場所を示す地図と連動し、１９４５年内の被爆の実態をたどれる構成になっている。

　併せてポータルページでは、サミット関連ニュースの表示を拡充。英語を含む原爆関連の記事へアクセスしやすくした。今後、交通規制など生活関連情報の発信も強める。（山本洋子）

（２０２３年３月３０日朝刊掲載）