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広島サミット5・19~21] 広島の食 丸ごと 広島駅弁当 きょう発売

 広島駅弁当(広島市東区)は、5月に広島市である先進7カ国首脳会議(G7サミット)の開幕まで50日となる30日、広島県内の食材や郷土料理を詰め込んだ「広島よりどり弁当」を発売する。国内外から訪れる観光客に地元の食文化をアピールする。

 広島和牛のそぼろ飯や小イワシの南蛮漬け、県産鶏の照り焼き、レンコンやシイタケを混ぜた郷土料理「もぶりずし」など計9品が入る。昨年6月から県とも連携して県内全域の食材などを調べて商品化した。インバウンド(訪日外国人客)にも買ってもらえるよう、商品名やアレルギー食材を英語でも表示した。

 JR広島駅(南区)や商業施設エキエなどで売る。サミット後も扱い、初年度に5万個の販売を目指す。1380円。同社は「海や山の幸を盛り込んだ弁当を通じ、広島の豊かな食を広く発信したい」としている。(小川満久)

(2023年3月30日朝刊掲載)

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