［広島サミット５・１９～２１］ ７色 折り鶴アート シャレオ 平和願い子ら６０００羽
23年3月30日
５月に広島市である先進７カ国首脳会議（Ｇ７サミット）に向け、地元の子どもたちが手がけた折り鶴アートが２９日、中区の紙屋町地下街シャレオ西通りに登場した。平和への思いを届けようと、市立の幼稚園と小中学校が６千羽超を用意。安佐南区の沼田高美術部が立体２作品に仕上げた。４月１４日まで展示する。
いずれも高さ２．５メートルを超える大作で、合掌する手や地球がモチーフ。この日は除幕式があり、学校関係者たち約４０人が出席。子ども代表８人が布を外すと、会場から歓声が上がった。
沼田高は市教委の呼びかけに応じた６５園・校が折った鶴を活用し、１月半ばから作業に励んできた。部長の２年藤川莉世さん（１７）たちは式典で「Ｇ７をイメージして７色の鶴で構成した」「平和への祈りを表現している」と説明。中区の袋町小から出席した４年重石陽馬（はるま）さん（１０）は「すごい作品になっていて驚いた。たくさんの人に見てほしい」と話していた。
市教委は４月半ば以降も展示を続ける方針で、場所を検討している。（田中美千子）
（２０２３年３月３０日朝刊掲載）
いずれも高さ２．５メートルを超える大作で、合掌する手や地球がモチーフ。この日は除幕式があり、学校関係者たち約４０人が出席。子ども代表８人が布を外すと、会場から歓声が上がった。
沼田高は市教委の呼びかけに応じた６５園・校が折った鶴を活用し、１月半ばから作業に励んできた。部長の２年藤川莉世さん（１７）たちは式典で「Ｇ７をイメージして７色の鶴で構成した」「平和への祈りを表現している」と説明。中区の袋町小から出席した４年重石陽馬（はるま）さん（１０）は「すごい作品になっていて驚いた。たくさんの人に見てほしい」と話していた。
市教委は４月半ば以降も展示を続ける方針で、場所を検討している。（田中美千子）
（２０２３年３月３０日朝刊掲載）
