×

ニュース

[広島サミット5・19~21] 太鼓判の味 比婆牛PR 東京で広島県

 庄原市特産のブランド和牛比婆牛の魅力を伝えるイベントが29日、東京都内であった。5月の先進7カ国首脳会議(G7サミット)を控え、広島県内の食を発信する県の事業の一環。初めて味わったJ1サンフレッチェ広島元選手の槙野智章さん(35)=広島市西区出身=は、口溶けの良さに太鼓判を押した。

 湯崎英彦知事は比婆牛について、赤身と脂のバランスがよく、あっさりとしたうまみが特長などと説明した。もも肉の低温蒸しを食べた槙野さんは「溶ける感じで、めちゃくちゃうまい。日本酒にも合って、新たな発見」と笑顔。湯崎知事は「お好み焼きやカキ以外にもおいしいものがたくさんある。サミットを機に広島のファンを増やしたい」と話した。

 広島市南区の「肉割烹(かっぽう) まさ㐂(き)」が30日から4月28日まで出すフルコースの紹介もあった。イベントは全3回で、今後は瀬戸内海の魚と日本酒も取り上げる。東京・銀座にある県のアンテナショップ「TAU(タウ)」では、抽選で比婆牛を贈るキャンペーンを30日に始める。(山本庸平)

(2023年3月30日朝刊掲載)

年別アーカイブ