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サミットへ県産食材PR JA広島中央会が事業計画

 JA広島中央会(広島市中区)は30日、中区のJAビルで臨時総会を開き、2023年度の事業計画を決めた。5月に広島市である先進7カ国首脳会議(G7サミット)に合わせて広島県産の食材を広くアピールし、農業の振興や消費拡大につなげる。

 総会後の記者会見で、忠末宜伸会長は「サミットを契機として、広島の食の魅力や地産地消の意義を改めて発信したい」と述べた。サミット関連行事で提供された県産食材を交流サイト(SNS)などで発信し、地元スーパーや百貨店を通じた販売を増やす考えを示した。

 忠末会長は4月1日に県内9JAが合併して誕生するJAひろしま(東広島市)にも言及し「経営資源の再配置による収益力の向上や、スケールメリットを生かした農畜産物の販売強化につながるよう中央会としても支援する」と語った。(小川満久)

(2023年3月31日朝刊掲載)

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