広島・長崎の宗教者 連携確認 3年ぶり平和会議 オンラインで
23年4月3日
二つの被爆地の宗教者たちが宗派を超えて集まる「広島・長崎宗教者平和会議」が、新型コロナウイルス禍を経て3年ぶりに開かれた。広島市中区と長崎市をオンラインでつなぎ、今後も連帯した活動の継続を確認し合った。
2月下旬に本願寺広島別院であった会議には、広島県宗教連盟理事長を務める同別院の榮(さかえ)俊英輪番たち14人と、長崎県宗教者懇話会の岡保夫会長たち26人が参加した。榮輪番はあいさつで「平和への歩みを共有できる意義深い会議。ともに活動を続けていきたい」と力を込めた。
歴史研究家で被爆者の森重昭さん(86)=広島市西区=による講演もあり、被爆死した米兵について40年以上にわたり調べ続けてきた歩みを紹介した。
(2023年4月3日朝刊掲載)
2月下旬に本願寺広島別院であった会議には、広島県宗教連盟理事長を務める同別院の榮(さかえ)俊英輪番たち14人と、長崎県宗教者懇話会の岡保夫会長たち26人が参加した。榮輪番はあいさつで「平和への歩みを共有できる意義深い会議。ともに活動を続けていきたい」と力を込めた。
歴史研究家で被爆者の森重昭さん(86)=広島市西区=による講演もあり、被爆死した米兵について40年以上にわたり調べ続けてきた歩みを紹介した。
(2023年4月3日朝刊掲載)