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被災地支援の活動報告 広島市役所で中高生ボランティア

 東日本大震災や福島第1原発事故の影響が残る福島県で復興支援のボランティア活動をした広島市の中高生6人が21日、市役所に松井一実市長を訪ね、活動報告をした。

 6人は、市内から大竹高(大竹市)に通う男女3人と市立広島工業高(南区)の男子2人、高取北中(安佐南区)の男子1人。昨年3~12月に計5回、福島県を訪れ、南相馬市の仮設住宅でお好み焼きを振る舞ったり、がれきの撤去を手伝ったりした。

 中高生のボランティア活動は広島県内の教員が呼び掛け、県内から昨年3月以降、延べ65人が参加した。

 松井市長は「若い力で被災地を支えてほしい」と激励。高取北中3年の日上温大君(15)は「被災地の現状を広く伝え、復興支援への協力を呼び掛けたい」、大竹高3年西村大地君(18)=佐伯区=は「被爆地だからこそできる支援を今後も続ける」と話した。(新山京子)

(2014年2月22日朝刊掲載)

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