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[広島サミット5・19~21] ガイド本・案内板を一新 東広島市 対応する言語増やす

 5月に広島市で先進7カ国首脳会議(G7サミット)が開かれるのを機に、東広島市は観光ガイドブックと観光案内板をリニューアルした。対応言語を増やしたりデザインを統一したりして、観光客の利便性の向上を図った。

 ガイドブックは5年ぶりに刷新した。B5判、14ページ。酒都西条の七つの蔵元が集まる「酒蔵通り」や県の中央部にちなんだ「へそ丼」など、観光スポットやグルメ、体験プログラムの最新情報をまとめた。

 これまでの英語、中国語繁体字、韓国語に加え、中国語簡体字とフランス語の版を作製。計2万4千部を発行し、市内外の観光案内所や宿泊施設に置いた。

 観光案内板はこれまで、市と市観光協会がそれぞれ設置してきた。そのため統一感がなく、掲載情報の更新も滞りがちだった。

 今回、JR西条駅と酒蔵通り周辺の計32カ所で新設・更新した。黒地に白い文字のデザインでそろえ、地図や施設の歴史を日本語と英語で表記。路面に記す案内サイン13カ所も設けた。市ブランド推進課は「東広島の観光の魅力をより広く発信し、快適な周遊につなげたい」としている。(教蓮孝匡)

(2023年4月2日朝刊掲載)

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