×

ニュース

核軍縮など3本柱議論 広島・長崎で来月 原水禁世界大会

■記者 岡田浩平

 原水禁国民会議などでつくる原水爆禁止世界大会の実行委員会は6日、広島大会(8月4~6日)長崎大会(7~9日)の概要を発表した。核軍縮▽世界の「ヒバクシャ」援護▽原子力政策―の3本柱で議論を深める。

 スローガンは「核も戦争もない21世紀へ」。広島大会は4日、広島市中区で連合、核禁会議と共催する集会で始まる。5日は来年の核拡散防止条約(NPT)再検討会議の成功へ国内外の反核運動家らが意見を交わすシンポジウムや、軍縮などをテーマにした八つの分科会を開く。

 同日は「東北アジアの安全保障と非核化」をテーマにした国際会議や、碑巡りなど子ども向け催しもある。6日に議論をまとめる。

 長崎大会では被爆2世、3世の課題と現状などを分科会で議論する。

(2009年7月7日朝刊掲載)

年別アーカイブ