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　広島市で５月にある先進７カ国首脳会議（Ｇ７サミット）に向け、府中町の私立ピッコロゴード保育園が、サミットをテーマにしたすごろく大会を開くなどムードを盛り上げている。

　３月２８日にあったすごろく大会には年長の約３０人が参加。園児たちが描いた７カ国の食べ物や飲み物のキャラクターの絵３６枚を升目に使い、楽しみながら各国の言葉や開催理由も学んだ。斎木日菜子ちゃん（６）は「楽しかった。世界の平和について話し合うのがサミットだと分かった」と満足そうだった。

　県が県内の保育園にサミットへの協力を呼びかけたのを受けて企画した。園の入り口に開催日までのカウントダウンボードを設け、保育士によるサミットの意義を伝える創作劇も作った。高田美紀園長（５９）は「園児にサミットを身近に感じてもらい、平和の大切さを学んでほしい」と話している。（河野揚）

（２０２３年４月４日朝刊掲載）