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核の脅威発信 ユンク氏を語る 広島で1日講演会

 「ロベルト・ユンクと広島―核の被害なき未来のために」をテーマにした講演会が3月1日午後2~4時、広島市中区の原爆資料館東館地下1階のメモリアルホールで開かれる。

 ユンク氏(1913~94年)は、原爆の脅威や原発の危険性を発信したドイツ出身のジャーナリスト。57年に初めて広島を訪れ、59年に発表した「灰墟(はいきょ)の光」は世界的ベストセラーとなった。講演会では、名古屋大名誉教授の若尾祐司氏がユンク氏とヨーロッパの反核・反原発運動について講演。長男で作家のペーター・シュテファン・ユンク氏が、父の生涯についてドイツ語(通訳付き)で話す。

 広島市立大広島平和研究所の竹本真希子講師をはじめ、ドイツ史研究者らでつくるユンク科研グループの主催。無料。事前申し込み不要。Tel082(830)1849=竹本講師。

(2014年2月24日朝刊掲載)

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