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[広島サミット5・19~21] 国道2号など一部規制 来月18~22日 対象一般道公表

 広島県警は10日、5月に広島市である先進7カ国首脳会議(G7サミット)に伴い、大規模な交通規制を予定する一般道の路線を公表した。市中心部の国道2号や平和大通りの一部区間などで、各国首脳の移動時間帯に合わせて原則通行止めとする。

 規制は5月18~22日、主会場のグランドプリンスホテル広島(南区)や平和記念公園(中区)の周辺、広島高速のインターチェンジにつながる幹線道などで実施。国道2号は舟入本町交差点―国泰寺交差点間、平和大通りは小網町交差点―鶴見橋東詰交差点間が対象となる。広島市外でも、世界遺産の島・宮島(廿日市市)内や呉市中心部などを予定する。

 首脳の宿泊地や訪問先は公表されていないが、県警は主会場や空港から移動する可能性があるルートを想定して路線を設定した。3月には、同様に通行止めを予定する高速道の路線も発表している。

 県警は、一般道と高速道の規制予定路線や迂回(うかい)路をホームページ(HP)で公開。5月17日から翌日の規制区間や時間帯をHPで発表し、当日は公式ツイッターで規制開始と解除の情報を随時配信する計画にしている。(山崎雄一)

(2023年4月11日朝刊掲載)

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