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広島サミット5・19~21] 「大規模交通規制に理解を」 県警 森元本部長協力求める

車の運転控える/配達の時期ずらす

 県警の森元良幸本部長は12日、広島市中区の県警本部で記者会見を開いた。5月に同市である先進7カ国首脳会議(G7サミット)に伴う大規模な交通規制について、県民たちの理解と協力をあらためて求めた。

 交通規制は5月18~22日の5日間に実施。山陽自動車道本郷インターチェンジ(IC)―玖珂IC間などの高速道や、市中心部の平和大通りなどの一般道を予定している。

 森元本部長は、首脳の移動時間帯に合わせた通行止めにより、迂回(うかい)路などで交通渋滞が発生することを懸念。「車の運転を控え、配達サービスの時期をずらすなどしてほしい」と呼びかけた。

 首脳の平和記念公園(中区)の訪問を想定した対応にも言及した。米国大統領だったオバマ氏の2016年の訪問時と比較し「首脳らは複数で警備も異なるため、交通規制は長時間続くことが予想される」と見通した。(山崎雄一)

(2023年4月13日朝刊掲載)

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