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4年ぶり戦闘機間近 岩国基地でフレンドシップデー

 岩国市の米軍岩国基地と海上自衛隊岩国基地は15日、基地を一般開放するイベント「フレンドシップデー」を4年ぶりに開いた。雨で航空ショーが一部縮小されたが、約6万2千人(発表)が山口県や県外から訪れ、催しを楽しんだ。

 航空ショーでは、岩国基地のステルス戦闘機F35Bが観客の前で、急旋回や背面飛行などのアクロバット飛行を披露し、性能をアピール。米空母艦載機のEA18Gグラウラー電子戦機や米空軍のF16戦闘機なども飛び、ごう音を響かせた。

 地上展示では、航空自衛隊がステルス戦闘機F35Aを初展示。米海兵隊のF35Bと並んで展示され、家族連れやファンの人気を集めた。

 会場には、広島市南区の輸入車販売店が企画したツーリングでイタリアの高級車フェラーリ27台も集まり、イベントを盛り上げた。父親と訪れた廿日市市陽光台の平良小5年前田優未(すぐみ)さん(11)は「珍しい戦闘機が見られてわくわくした。来年もまた来たい」と笑顔だった。(川村奈菜)

(2023年4月16日朝刊掲載)

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