カンボジアで医療支援 広島南RC理事ら がん検診や技術指導
14年2月27日
広島南ロータリークラブ(広島市中区)の理事を務める井内康輝広島大名誉教授(病理学)たち一行が3月5~7日、医療支援でカンボジアを訪れる。乳がん検診を実施し、現地の医師や技師に技術を指導する。
一行は、井内名誉教授と広島市民病院(中区)の桧垣健二副院長、同クラブの会員2人、検査技師1人の計5人。南部のカンポット州で40~60代の女性200人に問診や触診、エコー検査などをする。併せて、現地の医師や検査技師に検診方法やエコーの使い方を教える。再検査や手術が必要な患者には費用などを援助する。
同クラブは2003年から6年間、カンボジアの農村で井戸を掘る資金の援助を続けた。12年5月、井内名誉教授がカンボジア保健省の職員からポル・ポト政権による大量虐殺以降、医師が育っていない実情や、乳がんでの死亡率が高いことを聞き、医療支援を決めた。
井内名誉教授は「息の長い支援の方法を考えたい」と話している。(有岡英俊)
(2014年2月27日朝刊掲載)
一行は、井内名誉教授と広島市民病院(中区)の桧垣健二副院長、同クラブの会員2人、検査技師1人の計5人。南部のカンポット州で40~60代の女性200人に問診や触診、エコー検査などをする。併せて、現地の医師や検査技師に検診方法やエコーの使い方を教える。再検査や手術が必要な患者には費用などを援助する。
同クラブは2003年から6年間、カンボジアの農村で井戸を掘る資金の援助を続けた。12年5月、井内名誉教授がカンボジア保健省の職員からポル・ポト政権による大量虐殺以降、医師が育っていない実情や、乳がんでの死亡率が高いことを聞き、医療支援を決めた。
井内名誉教授は「息の長い支援の方法を考えたい」と話している。(有岡英俊)
(2014年2月27日朝刊掲載)