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ハノーバー市長、祝福の手紙 姉妹都市提携40年 広島市長へ

 ドイツ・ハノーバー市のベリト・オナイ市長から広島市の松井一実市長へ、姉妹都市提携40年を祝う手紙が届いた。オナイ市長は「核兵器廃絶と平和な世界に向けた協力の継続に感謝する」と伝えている。

 ハノーバー市で茶道上田宗箇流を教える中本洋世(ひろよ)さん(53)たち12人が広島市役所を訪問。弟子のクリスティアネ・ノイホファさん(35)が「市民の交流は平和に欠かせない。中本さんは両市の活発な交流に大きな貢献をしている」と記したオナイ市長からの手紙を英語で読み上げた。松井市長は「両市の友好関係を深めたい」と歓迎した。

 両市は今年、姉妹都市40年を記念して代表団を相互に送り合う。オナイ市長は8月に広島市の平和記念式典に参列する。松井市長は「平和文化月間」に位置付ける11月にハノーバー市を訪問する予定という。(宮野史康)

(2023年4月15日朝刊掲載)

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