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　百貨店の福屋（広島市中区）は１８日、広島市である先進７カ国首脳会議（Ｇ７サミット）の前後１日を含む５月１８～２２日、八丁堀本店（中区）と広島駅前店（南区）の閉店時刻を１時間早め、午後６時半にすると発表した。出勤人数を削減することで、交通量の半減を目指す広島県警などの取り組みに協力する。

　２店で働く自社やテナントの従業員は計約２千人。時短営業で出勤者を半分から３分の１に減らせると見込む。テロ対策のため、１８～２２日は売り場のごみ箱を全て撤去し、買い物客の手荷物を預かる無料サービスも休止する。

　県警は１０日、５月１８～２２日に大規模な交通規制を予定する一般道を発表した。２店の周辺でも、各国首脳の移動時間帯に合わせた通行止めが予定されている。そごう広島店（中区）と広島三越（同）は現時点では通常営業を予定している。 　（森岡恭子）

（２０２３年４月１９日朝刊掲載）