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[広島サミット5・19~21] お好み焼き工夫 外国人向け献立 オタフク、飲食店に提案

 お好みソースなど製造のオタフクソース(広島市西区)は18、19の両日、自社商品を使った料理を飲食店向けに紹介するフェアを西区の市中小企業会館で開いた。5月に市内である先進7カ国首脳会議(G7サミット)を前に、外国人観光客向けのメニューを提案した。

 2日間で飲食店の関係者たち約2300人が来場した。お好み焼きをハンバーガーのバンズで挟んだ米国風の料理や、鉄板で焼くパンケーキ、広島産の小松菜とカキの炒め物を社員が振る舞った。広島サミットに向けキャッシュレス決済や翻訳用の機器も展示。交流サイト(SNS)に載せる写真の撮り方も説明した。廿日市市でお好み焼き店を営む藤本洋一さん(69)は「鉄板を使って作るサンドイッチなど斬新な料理が多い。新メニューのヒントにしたい」と会場を巡っていた。

(2023年4月20日朝刊掲載)

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