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3・11の記憶とどめよう 経験に学ぶ地域防災 あす福山で支援者らシンポ

 東日本大震災被災地での活動経験から地域防災の在り方について学ぶシンポジウムが2日午後1時から、福山市三吉町南の福山すこやかセンターである。震災後、福山市社会福祉協議会(社協)から宮城県の岩沼市社協に転職した青山奈保美さん(39)たちが発表する。無料。

 青山さんは震災後、岩沼市社協に派遣され、仮設住宅で暮らす高齢者の孤立防止などに取り組んだ。復興を近くで支えたいと12年1月に移住。社協の復興ボランティアのサポートや地域活動の担い手育成などに力を入れる。

 シンポでは、現地で被災者支援を続ける中で感じたことや、災害時に助け合える住民関係を築くために必要なことを話す。定員150人。福山市社協Tel084(928)1333。(久保友美恵)

(2014年3月1日朝刊掲載)

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