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[広島サミット5・19~21] 記念ウイスキー 数量限定で製造 サクラオと安芸太田町

 酒造会社サクラオ・ブルワリー・アンド・ディスティラリー(廿日市市)と広島県安芸太田町は、同町と北広島町にまたがる三段峡の絵をラベルにあしらった先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)開催記念ウイスキーを数量限定で造った。各国首脳たちに飲んでもらうことを目指す。

 三段峡近くにある同社の貯蔵庫で4年間熟成させた瓶入り700ミリリットルの限定版「戸河内」。バニラアイスやシトラスに似た香りと、アーモンド入りチョコレートのような味わいが特長となっている。三段峡内にある滝を墨絵で描いたラベルの100本を用意した。

 サミットを機に、各国の関係者に安芸太田町へ興味を持ってもらおうと企画した。広島サミット事務局に一部を提供し、サミット参加者の食事会などで出してもらうよう依頼している。橋本博明町長は「サミット成功の一助になり、町を知ってもらえればうれしい」と期待している。

 1本1万6500円で、一般社団法人地域商社あきおおたのサイトで一般向けに抽選販売もしている。応募は5月8日まで。(与倉康広)

(2023年4月22日朝刊掲載)

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