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[広島サミット5・19~21] 臨時休校は小中83校 広島市 交通規制で自主判断増える

 広島市で5月19~21日にある先進7カ国首脳会議(G7サミット)で、市教委は25日、会期中や前後に市立小中学の約4割に当たる83校が臨時休校すると発表した。大規模な交通規制に伴う教職員の通勤への影響などを考慮し、各校の判断で休校が広がった。

 休校するのは、安佐北区と安芸区を除く市内6区の小学53校と中学30校。市教委が休校の検討を要請した市中心部の小中学37校に加え、46校も自主的に決めた。8割超の69校がサミット会期の前後1日を含む5月18~22日に休校。残る14校は1~2日休む。

 休校要請があった市中心部の小学校区の放課後児童クラブは休みになるが、自主休校を決めた小学校区のクラブは原則開く。

 市教委教職員課は自主休校の判断について「著しい交通渋滞が予想される市中心部の周辺でも、多くの教職員が出勤できない可能性がある」としている。

 市立ではほかに、幼稚園4園、高校7校、中等教育学校1校、特別支援学校1校が臨時休校・休園する。(野平慧一)

(2023年4月26日朝刊掲載)

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