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日英友好「石塚」知って 平和公園 駐大阪総領事が訪問

 英国のキャロリン・デービッドソン駐大阪総領事が26日、広島市中区の平和記念公園にある日英の青年の友好を記念した「平和の石塚」を訪れた。建立から半世紀を超える中、「世界平和を求める心は変わらない」と訴えた。

 石塚は県産花こう岩で広島デルタを表したデザイン。英国産の黒御影石に「善意、調和、世界平和」と刻む。1968年に広島青年会議所(JC)が同国側へ石碑を贈り、返礼に届いた黒御影石を用い、市が石塚を72年に建立したという。

 先進7カ国首脳会議(G7サミット)でスナク首相の石塚訪問を促そうと、広島JCがデービッドソン総領事との交流を企画した。建立時に理事長だった橋本宗利さん(86)は「サミットを機にみなさんに見てもらいたい」と話した。(宮野史康)

(2023年4月27日朝刊掲載)

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