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宮島小の児童とサミット前交流 廿日市署、巡回など説明

 廿日市署は28日、廿日市市の宮島小で児童と交流した。先進7カ国首脳会議(G7サミット)で首脳の訪問が見込まれる宮島では巡回などをする警察官が増えており、不安を取り除く目的で企画した。

 同署の署員や県警交通機動隊の隊員たち12人が訪問。一時的に宮島の駐在所に赴任している同署の大浜梓巡査部長(37)たちが小学3、4、6年生約40人にクイズ形式でサミットの参加国などについて説明した。「全国の警察官が宮島でパトロールしていて不安があると思う。普段通り過ごしてほしい」と呼びかけた。

 交流は同校グラウンドであり、休憩時間にはほかの学年の児童や併設する宮島中の生徒もパトカーや白バイに試乗したり、警棒などの備品に触れたりした。同小6年の山内小雪さん(11)は「島で警察の人を見るたびサミットで大変なんだなと思っていた。忙しくなると思うけど頑張ってほしい」と話していた。

(2023年4月29日朝刊掲載)

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