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宗派を超え核廃絶訴え 来月10日 広島で集い

 広島市で5月にある先進7カ国首脳会議(G7サミット)を前に、宗教者による集いが5月10日午後1時から、中区の世界平和記念聖堂である。宗派の違いを超えて核兵器廃絶や国家の和解を訴える。無料。

 神道や仏教、キリスト教、イスラム教など7宗教の祈りの後、全員で黙とう。立教大の西原廉太総長やカトリック広島司教区の白浜満司教、浄土真宗本願寺派西善寺の小武正教住職たちが発言する。宗教者たちが協力して起草したG7首脳への提言も採択する。

 世界宗教者平和会議日本委員会(東京)の主催。会場の定員は300人で、オンライン配信もする。日英同時通訳付き。7日まで委員会のウェブサイトで参加を受け付ける。篠原祥哲事務局長(51)は「宗教の持つ社会的なネットワークの広さを生かし、各国の政治指導者に働きかけたい」と話している。委員会☎03(3384)2337=平日午前9時~午後5時。

(2023年4月29日朝刊掲載)

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