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広島サミット5・19~21] 国家公安委員長 警備部隊を激励 主会場を視察

 谷公一国家公安委員長が1日、先進7カ国首脳会議(G7サミット)の主会場となるグランドプリンスホテル広島がある広島市南区元宇品町を訪れ、要人警護やテロ対策のため全国から集められた警備部隊などの警察官約40人を激励した。

 谷委員長は、広島県警が3月に開設した臨時派出所前で訓示。岸田文雄首相の選挙応援演説会場で爆発物が投げ込まれた事件に触れ「テロなど違法行為に関する兆しを迅速に把握し、適切に対処できるよう警戒を徹底してほしい」と求めた。県警の森元良幸本部長の説明を受けながら同ホテルを視察し、ヘリコプターで広島市上空も巡った。

 市中心部では18~22日に大規模な交通規制が予定されている。谷委員長は報道陣の取材に「県民の理解と協力を得ながら、警備をしっかりと取り組むよう警察を指導していく」とした。

(2023年5月2日朝刊掲載)

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