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島根2号機安全審査 「新たな対策 市に説明を」 松江市長要請へ

 島根県松江市の松浦正敬市長は5日、島根原発2号機の再稼働に向けた原子力規制委員会による安全審査の過程で、中国電力が新たな安全対策を示した場合は、市議会などへ説明を求める方針を示した。

 市議会一般質問に答えた。中電が1月16日の審査会合で示した新たなフィルター付き排気(ベント)設置などが、安全審査申請前の市議会や市安全対策協議会(安対協)への説明で触れられていなかったことについて問われた。松浦市長は「新たな措置を講じる前には、議会や安対協に説明してもらう必要がある。機会を捉えて要請したい」とした。

(2014年3月6日朝刊掲載)

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