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サロン開設 寄付金募る 避難者の会 東日本大震災

 東日本大震災の被災地から広島県内に避難した人でつくる「ひろしま避難者の会アスチカ」が、広島市に開設を予定している常設サロンの運営費に充てる寄付金を募っている。

 事務所を兼ねるサロンは、市中心部で借りる予定。会員以外の避難者も気軽に立ち寄れる。子育て、仕事などについて相談したり、日々の悩みを語り合ったりする。古里の雇用や住宅事情、行政の支援策などの情報も集めて発信する。

 サロン開設は、県共同募金会が助成先を公募した「社会課題解決プロジェクト」に選ばれた。募金者が寄付先を指定できる仕組みを活用し、3月末まで、専門用紙を使った郵便局からの振り込みで受け付けている。目標は200万円。

 三浦綾代表は「広島の人たちとも積極的に交流する場にしたい」と話している。アスチカ募金係Tel080(8235)8961。

(2014年3月6日朝刊掲載)

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