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　先進７カ国首脳会議（Ｇ７サミット）で会場などに掲揚する国旗の準備を、広島市の企業が進めている。外国旗のレンタルなどを専門的に手がける世界の旗社（佐伯区）で、各国の旗に汚れや破れがないか、入念にチェックしている。

　同社は、国際的なスポーツ大会や会議用に、２００以上の国と地域、国連機関など約５千の旗とポールを取りそろえる。国旗の配列や掲揚方法などのルールにも精通している。

　札幌市であった気候・エネルギー・環境相会合や倉敷市での労働雇用相会合の会場でも設置を担った。小玉航社長（３９）は「国旗は各国トップとともに写真や映像で記録される。万全に準備して迎えたい」と話している。（山田尚弘、写真も）

（２０２３年５月３日朝刊掲載）