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脱原発訴え オール広島で 広島市中区で11日集会

 福島第1原発事故の発生から3年となる11日、広島市中区の原爆ドーム前で「フクシマを忘れない!さようなら原発 ヒロシマ集会」がある。県被団協の坪井直理事長(88)たち呼び掛け人が5日、市役所で記者会見し、「オール広島」で脱原発の声を高めるよう、市民参加を訴えた。

 午後6時から。坪井理事長たち4人が、原発の再稼働に反対し、全ての原発をなくすようフクシマとヒロシマの連帯を求める。集会後は中国電力本社(中区)まで約1キロをデモ行進する。

 集会は県原水禁、県原水協などでつくる実行委員会が2012年から開き、3回目。坪井理事長は「原爆も原発も最後に放射線被害をもたらすのは同じ。人類を破壊する」と強調した。核兵器廃絶をめざすヒロシマの会(HANWA)の森滝春子共同代表(75)は「核と人類は共存できない。脱原発の運動を強めるため、ぜひ参加してほしい」と話した。(岡田浩平)

(2014年3月6日朝刊掲載)

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