[広島サミット5・19~21] 資料館視察や被爆者面会へ 首脳配偶者 岸田首相夫人が案内
23年5月10日
政府は広島市で開く先進7カ国首脳会議(G7サミット)に合わせ、各国首脳の配偶者による原爆資料館(中区)の視察と被爆者との面会を設定する方針を固めた。岸田文雄首相の妻裕子さんが案内する。米英仏の核兵器保有3カ国を含むG7首脳の妻や夫に、被爆の惨禍を伝えたい考えだ。
関係者によると、開幕日の19日にそれぞれの配偶者が原爆資料館を訪問。館内で被爆者とも対話する。G7首脳が初めて被爆地に集う機会に、配偶者にも平和への思いを強めてもらう狙いがある。政府はG7首脳にも19日に原爆資料館の視察と被爆者との面会をしてもらう方針。配偶者にも被爆の惨状に思いを巡らせてもらうことが核軍縮への一歩になるとみている。
岸田首相が外相だった2016年に広島市で開いたG7外相会合でも裕子さんら配偶者は原爆資料館を視察したが、被爆者との面会はなかった。今回はサミット2日目の20日に厳島神社で知られる宮島(廿日市市)を訪問。最終日の21日には広島市中区の縮景園や隣接の県立美術館も見て回る。(樋口浩二)
(2023年5月10日朝刊掲載)
関係者によると、開幕日の19日にそれぞれの配偶者が原爆資料館を訪問。館内で被爆者とも対話する。G7首脳が初めて被爆地に集う機会に、配偶者にも平和への思いを強めてもらう狙いがある。政府はG7首脳にも19日に原爆資料館の視察と被爆者との面会をしてもらう方針。配偶者にも被爆の惨状に思いを巡らせてもらうことが核軍縮への一歩になるとみている。
岸田首相が外相だった2016年に広島市で開いたG7外相会合でも裕子さんら配偶者は原爆資料館を視察したが、被爆者との面会はなかった。今回はサミット2日目の20日に厳島神社で知られる宮島(廿日市市)を訪問。最終日の21日には広島市中区の縮景園や隣接の県立美術館も見て回る。(樋口浩二)
(2023年5月10日朝刊掲載)