[広島サミット5・19~21] 参加国の関係者 現地視察相次ぐ 警備体制など確認か
23年5月11日
広島市で先進7カ国首脳会議(G7サミット)の開幕が迫る中、参加国政府の関係者たちが現地視察を重ねている。10日は、米国の先遣隊がグランドプリンスホテル広島(広島市南区)を訪問。警備体制などを確認したとみられる。
米国の一行はこの日午前、十数台のワゴン車やタクシーに分乗し、ホテルに到着。各国首脳たちの会談の主会場となる館内に入った。バイデン大統領が国内事情で欠席する可能性に言及したが、県民会議事務局は「事務局には何も情報はない。予定通り開催準備を進める」としている。
複数の関係者によると、すでにG7の英国やフランスのほか、拡大会合に加わる韓国、国連の関係者も広島入りし、それぞれ平和記念公園(中区)にある原爆資料館や原爆慰霊碑、廿日市市の宮島などを視察したという。
日本政府は19~21日のサミット会期中、初日はグランドプリンスホテル広島での討議に加え、各国首脳の平和記念公園や宮島の訪問を予定。韓国などの招待国は20日からの参加で調整している。
(2023年5月11日朝刊掲載)
米国の一行はこの日午前、十数台のワゴン車やタクシーに分乗し、ホテルに到着。各国首脳たちの会談の主会場となる館内に入った。バイデン大統領が国内事情で欠席する可能性に言及したが、県民会議事務局は「事務局には何も情報はない。予定通り開催準備を進める」としている。
複数の関係者によると、すでにG7の英国やフランスのほか、拡大会合に加わる韓国、国連の関係者も広島入りし、それぞれ平和記念公園(中区)にある原爆資料館や原爆慰霊碑、廿日市市の宮島などを視察したという。
日本政府は19~21日のサミット会期中、初日はグランドプリンスホテル広島での討議に加え、各国首脳の平和記念公園や宮島の訪問を予定。韓国などの招待国は20日からの参加で調整している。
(2023年5月11日朝刊掲載)